飛行機で国内&海外の観光地巡り第百八弾:岐阜県飛騨高山観光
2010年8月28ー29日


岐阜県北部の飛騨地方の中心都市、飛騨の小京都とも呼ばれ和の情緒がたっぷりの飛騨高山に足を延ばし、城下町だった町で、江戸時代の面影を残す建物や華やかな祭りが大切に受け継がれている高山、昔ながらの職人気質が根強く残る飛騨古川、雄大な山懐に湧く5つの温泉地の総称、奥飛騨温泉郷を訪れました。

28日13:40新大阪新幹線ひかりで出発
14:48名古屋駅ワイドビューひだに乗り換え出発
17:08高山駅到達、レンタカーで観光

江戸幕府の代官所・郡代役所の遺構。高山城主・金森氏の向屋敷だったが、1692年(元禄5)に幕府直轄領(天領)となり、25代177年間飛騨の政治が行われた。門番所付きの重厚な表門は1832年(天保3)の建築。玄関之間・大広間・吟味所などの一部は、1816年(文化13)の改築当時のもの。1695年(元禄8)、高山城三の丸から移築した御蔵は年貢米を収めた蔵。国内最古・最大の土蔵といわれる。陣屋の為政に絡み、江戸時代には百姓一揆大原騒動、維新後は梅村騒動が起きている高山陣屋を見学。

建物の建築年代は1826年(文政9)と推定され、高山市で最も古い町家の1つ。創建以来ほとんど手を入れていない貴重な住宅として国の重要文化財の指定を受けている。約793平方mの敷地に主屋、米蔵、漬物蔵が立つ。主屋は切妻造の2階建てで、正面の小庇などに高山の町家の原型を見ることができる。松本家は蝋燭で財をなした家で、米蔵には当時の商売道具類を展示している松本家住宅を訪れる。

1605年(慶長10)、飛騨の国守金森長近が、城の鎮守と高山の南側地域の氏神として社地・社殿を寄進した。以来、北の鎮守・桜山八幡宮に対する南の鎮守として崇拝を集めてきた。春の高山祭はこの神社の例祭として行われる。本殿は流造、拝殿は三方に縁の付いた方三間寄棟造になっている。拝殿前の高さ43m、樹齢1000年の大杉は県の天然記念物の日枝神社を訪れる。

高山北部の鎮守社で、秋の高山祭(重要無形民俗文化財)はこの神社の例大祭。創建は仁徳天皇のころで、凶族の征伐にやって来た難波根子武振熊命が戦勝祈願をしたのが始まりと伝えられている。1623年(元和9)、2代目高山城主・金森重頼が社殿を寄進して再興した。現在の総檜造りの社殿は、1976年(昭和51)に新築されたもの。商売繁盛・学問の神・厄除けの神などを祭る5つの社がある。奉納の絵馬、大きな手水鉢、逆さ桐の灯籠など見どころも多い桜山八幡宮を訪れる。

秋の高山祭の屋台を常設展示。巫女の説明を受けながら見学できる。金細工・漆など飛騨の匠の技術を駆使した屋台は、11台すべてが国の重要有形民俗文化財に指定。祭りばやしが流れる館内には祭り装束の人形が配され、臨場感たっぷりだ。高山祭のビデオ上映もある。付設の桜山日光館では、大正時代に造られた日光東照宮の10分の1サイズ模型を展示する高山祭屋台会館を訪れる。

1875年(明治8)の大火後に建てられた建物で、間口6.4m程度のごく標準的な商家。奥行きは22m程度あり、母屋・中庭・土蔵と並んでいる。大新町周辺は越中街道沿いに開けた商人町であったこともあり、伝統的様式の町家が残っているが、なかでも宮地家は改造を加えていないとても貴重なもの。屋号を「宮地屋」といい、かつては農業と商業を営んでいた宮地家住宅を訪れる。

天領時代に代官所の御用商人として栄えた日下部家の町屋住宅を利用した民芸館。奥の土蔵を展示室に使い、日下部家伝来の渋草焼の初期のものなど、美術品や民芸品を公開している。建物は男性的な力強い造りが特徴で、現在の建物は1879年(明治12)、飛騨の名棟梁川尻治助の手により、江戸時代の建築様式を忠実に伝えている。主屋は床面積が1502平方mの総檜造り2階建て。軒の出が深く、梁と束柱の力強い立体的な木組の吹き抜け空間や窓切りの変化など、高山の町屋建築の集大成といわれる。1966年(昭和41)に明治期の民家として国の重要文化財に指定された日下部民藝館を訪れる。

日下部民藝館の北隣にある吉島家は、高山で両替商と造り酒屋として手広く事業を行ってきた豪商。軒下には杉玉が下がり、酒造業時代の名残りをとどめている。現在の建物は、1907年(明治40)に当時の名棟梁西田伊三郎が建てたもので、国の重要文化財に指定されている。飛騨地方の町屋建築の様式を明確に保ち、完成された美しさで知られる。見どころは玄関を入った土間の吹き抜け空間。大黒柱を中心に、梁と束で幾何学的に組まれた木組の空間を造りあげ、高窓から差し込む光が美しいシルエットを描く。各部屋の造作にも粋をこらし、優美なたたずまいになっている吉島家住宅を訪れる。

19:00高山さんまち内のホテル到着後市街地を散策、食事を済ませて床に就く。

29日5:00レンタカーで出発、野麦峠方面に向かう。

飛騨と信州の境に位置する峠、明治時代から大正時代にかけて、長野県の製糸工場へ出稼ぎに行く若い娘たちが命がけで通ったことで知られる野麦峠を訪れる。

標高1400m、飛騨隋一の景観を誇る高原、日和田高原を訪れる。

奥飛騨温泉郷方面に向かう。

飛騨大鍾乳洞を発見した、大橋宣嘉氏が長年収集したコレクションを展示。中国の皇帝が愛用したという龍の置物や、象牙に彫刻された七福神、徳川家ゆかりの品々など、国内外の美術品、工芸品、陶磁器などが一堂に並ぶ。日本各地の銘石・奇岩、南極の石、エベレスト山頂の石なども集められている大橋コレクション館[飛騨大鍾乳洞]を見学。

1965年(昭和40)に偶然発見された日本の観光鍾乳洞の中で最も標高の高い場所にある大鍾乳洞。長さは約800mにおよび、その規模は全国屈指だ。洞内に入るとまず目に飛び込むのが「三段の滝」。さらに見学路を進むと、無数の彫刻が刻まれているようにも見える「楼閣天蓋」、仏像に似た「大円空像」など、変化に富んだ鍾乳石が次々と現われる。左右にねじれながら垂れ下った鍾乳石ヘリクタイトも見ることができる。洞内から発見されたウミユリ・サンゴなどの化石も展示されている飛騨大鍾乳洞を訪れる。

四季折々の表情を見せる幅6m、落差64mの豪快な滝。日本アルプスを世界に紹介したウェストンも訪れている平湯大滝を訪れる。

新穂高ロープウェイの第1ロープウェイを降りた場所が鍋平高原。標高1305mの地点で、2.5kmと1.5kmの自然探索路が設けられている。高山の厳しい環境を模した高山植物庭園が作られており、7~8月にかけて、北アルプスの登山道などに生育するコマクサやシナノキンバイ、チングルマなどの貴重な高山植物の花を鑑賞することができる。ここから第2ロープウェイのしらかば平駅までは徒歩1分の鍋平高原を訪れる。

第2ロープウェイの終点、西穂高口駅舎マウントビュー千石の前に広がる標高2156mの園地。シラビソの原生林に1.5kmの散策路があり、6~7月はミズバショウやミツガシワなど湿原の花が見られる。ここで見逃せないのは、駅舎屋上の展望台からの北アルプスの眺め。笠ケ岳(2897m)、槍ケ岳(3180m)、奥穂高岳(3190m)など、穂高連峰3000m級の山岳大パノラマを満喫できる千石園地を訪れる。

高山に戻り飛騨古川方面に向かう。

荒川家は、天正年間(1573~92)から続くという旧家。主屋と土蔵は江戸中期に建てられたもので、飛騨の匠が腕をふるった建物は見応え充分。国の重要文化財にも指定されている。内部には、民具や伊達政宗が金森長近に宛てた書状などが並ぶ荒川家住宅を見学。

宇津江川中流域に、雄大な王滝や清涼感あふれる上段滝など多くの滝が見られる。四十八滝とはこれらの滝の総称。所要1時間の滝巡りコースもある。展望台からは眺めも抜群。周辺は県立自然公園で、キャンプや温泉入浴が楽しめる宇津江四十八滝を訪れる。

開基は天文元年(1532)、三寺まいりの寺の一つ。総檜造りの本堂は木造建築としては鐘楼とともに飛騨随一。1995年に建立された山門は古川の名工山脇八尋氏の作。飛騨の匠の技が見事の本光寺を訪れる。

広々としたまつり広場と飛騨古川まつり会館が並ぶエリア。起し太鼓で有名な飛騨古川祭をいつでも体験できる。飛騨古川まつり会館には、屋台の人気者カラクリ人形の実演コーナーがあり、コンピュータ制御で人が操るのと同じ演技を披露。起し太鼓を再現する立体映像3Dホールも大迫力だ。広場では、起し太鼓の試し打ちもできる起し太鼓の里を訪れる。

毎年4月19・20日に行われる飛騨古川祭の熱気と興奮が、一年中体験できる祭りのミュージアム。熱気みなぎる起し太鼓や華麗な屋台行列の様子が、迫力ある立体映像3Dホールで上映される。豪華な屋台が展示されており、屋台で演じられるからくり人形の実演も見られる飛騨古川まつり会館[起し太鼓の里]を見学。

大和朝廷の時代から、神社仏閣の造営に活躍した飛騨匠について紹介。彼らが作った町並みや民家・商家の紹介、大工道具の展示、継ぎ手や木組の見本展示コーナーなどがある。千鳥格子を組む体験コーナーも人気の飛騨の匠文化館を見学。

1000匹余りの鯉が泳ぐ清らかな瀬戸川に沿って、白壁土蔵や出格子の町屋が並ぶ風情あるエリア。この町並みは、江戸時代、時の増島城主・金森可重が高山と同じ町造りを奨励したことによる。四季折々に見せる景観はそれぞれ美しく、城下町・飛騨古川の顔ともいうべく、人気のスポットとなっている白壁土蔵街を散策する。

高山郊外に向かう。

エミール・ガレやルネ・ラリックらに代表されるアール・ヌーヴォー、アール・デコのガラス芸術作品や家具を展示。国内外のガラス雑貨を集めたショップ、手作りスイーツや欧風ランチが人気のカフェレストランも併設している飛騨高山美術館を見学。

大きな米倉7棟の中に、七福神など一木造りの巨大な木像を一体ずつ安置している展示館。樹齢1200年のケヤキを彫り抜いた全高7.5mの毘沙門天、樹齢1000年の杉を彫って造られた、全高6.5mの福禄寿など、どれも圧倒される迫力の飛騨開運乃森を見学。

国の重要文化財4棟を含む、30余棟が立つ集落博物館。合掌造の民家などが飛騨各地から移築されている飛騨の里を訪れる。

山の斜面を掘削して造った地中ドームに、豪華絢爛な平成まつり屋台6基を展示。ムービングライトに包まれ幻想的な雰囲気だ。5分間隔で7基の屋台からくりも披露される飛騨高山まつりの森を訪れる。

臥龍公園内にあり、幹や枝が作りだす樹形が、臥した龍の姿に似ていることからこの名がついた。樹齢は約1100年、樹高20m、枝張り30m、根回り周囲7mもあるエドヒガンザクラで、国の天然記念物。4月中旬から5月上旬に臥龍桜まつりを開催する臥龍桜を訪れる。

飛騨一ノ宮と崇められてきた古社。現在の社殿は、1935年(昭和10)の再建。島崎藤村の父正樹が宮司を務めた神社でもあり、旧宮村の秋を詠んだ句碑も残されている。初詣をはじめ、飛騨路に春を告げる飛騨生びな祭り、鉦・神代踊、どぶろくが振舞われる例祭など、多くの参拝者で賑わう飛騨一宮水無神社を訪れる。

縄文時代前・中期の集落跡(史跡)のある公園。園内には当時の暮らしを伝える竪穴住居が復元されている。隣接する久々野歴史民俗資料館には、出土品約200点や農具・民具など約350点の資料を展示する堂之上遺跡を訪れる。

18:00高山駅到達。
18:45高山駅ワイドビューひだで出発
21:35名古屋駅新幹線のぞみで出発
22:29新大阪到達。

今回の旅行、飛騨の小京都とも呼ばれる和の情緒がたっぷりの飛騨地方の中心都市、岐阜県北部の高山に足を運び、高山の魅力が凝縮した昔ながらの家造りの家が軒を連ねる一帯のさんまちを散策し、翌日は早朝から奥飛騨穂高方面に向かい、新穂高ロープウエイで西穂高口駅の屋上展望台からの360度の北アルプスの山々の大パノラマは感動でした。昼からは高山郊外の名所をめぐりして有意義な日々を送ることが出来ました。

当日天候は晴れ、絶好の観光日和、視界も抜群で新穂高ロープウエイ西穂高駅の屋上展望からの眺望、北アルプスの笠が岳、槍ヶ岳、西穂高岳、焼岳のみならず遠方の乗鞍岳、白山の山々がクリアにはっきり見え、圧巻で、感無量の観光旅行でした。

高山を拠点として、東は穂高、上高地、北西は白川郷、南は野麦峠、御岳の観光ルートお勧めです。
ぜひ訪れてみてください。
















奈良県大峰&大台ケ原観光
2010年8月25日


奈良県の南部に足を運び、聖地大峰山系の自然を楽しめる大峰、原生的大自然の大台ケ原を訪れました。

12:30車で阪神近畿南阪奈自動車道経由して橿原インター下車
13:30黒滝村到達

大峯参詣の拠点、洞川にある資料館。村民の生活道具や山岳信仰の様子を示す数々の資料を展示し、大峯信仰を中心に村の暮らしと歴史、自然と風土を紹介。なかでも、古くから伝わる民具や看板、行者名簿などが興味深い。併設のギャラリーほのぼのは無料開放され、シーズンごとに写真展などを開催している天川村立資料館を見学。

カルスト地形の洞川一帯には多くの鍾乳洞が点在するが、観光用に整備されているのがここ。洞内は無風で温度は年中8度に保たれている。つららのように垂れ下がる鍾乳石やタケノコのように下から伸びる石筍が、見事な自然美を造り出している面不動鍾乳洞を訪れる。

関西最大級の五代松鍾乳洞などのカルスト地形に湧く名水。地中を流れる水が鍾乳洞付近の洞穴にこだまし、「ごろごろ」と聞こえることから命名されたといわれる。ミネラル分を適度に含み、特にカルシウムの含有量が多い。洞川の温泉街には「名水コーヒー」「名水豆腐」などの看板を掲げる店も多く、毎年4月下旬には名水まつりも開かれる。洞川は大峯山系から清冽な水が湧出することで知られ、ごろごろ水を含む3カ所からなる洞川湧水群が環境省の「名水百選」に選定し、このごろごろ水を訪れる。

大峯山脈の主峰で標高1719m。正式には山上ケ岳という。役行者が7世紀に開き、修験道の聖山として古くから信仰を集めてきた。千三百年の間にわたり女人禁制を守り続けている。山頂には、世界遺産・わが国最高所に建つ大峰山寺(重要文化財)があり、山中には鐘掛岩・西の覗など多くの行場がある山上ケ岳(大峯山)を訪れる。

役行者が開いたとも、空海が大峯修行の拠点にしたともいわれる古社。芸能の神として知られ、篤く信仰する音楽関係者も多い。能楽とも縁が深く、室町時代には能楽座が結成された。拝殿には能舞台が併設されており、社宝に室町以降の能面や装束、謡本を多数所蔵。近年は「パワースポット」としても知られる天河大弁財天社を訪れる。

山上川と天の川の合流付近に、4kmにわたって続く渓谷。自然の要害として、南朝の皇族方が敵の来襲の際避難した場所で、南朝のロマンを秘めた伝説が残る。周辺の森林は人の手が入らず、特に新緑と紅葉は美しい。洞川温泉とは、約7kmの遊歩道で結ばれているみたらい渓谷を散策する。

台高山系の南端、標高1600mに広がる高原台地。近畿の屋根ともいわれる。年間降水量が4500mm以上に達する日本屈指の多雨地帯で、苔むした倒木が横たわる原生林やイトザサの草原、高層湿原などダイナミックで神秘的な大自然が魅力。ニホンシカなど野生動物に出合うことも多い大台ケ原を訪れる。

吉野林業の歴史や吉野杉の特徴、山里の文化をパネル展示などで紹介する資料館。吉野杉の植林や伐採風景などの3D映像も見ることができる。建物にも吉野杉がふんだんに使われている山幸彦もくもく館を訪れる。

18:00終了。

今回は近場の奈良県南部の秘境と呼ばれる大峰、大台ケ原の大自然に触れてきました。

一帯は古くから修験道の山として山伏の修行の場であり、道場としての大峯山は、単独の山を指す名前ではなく吉野山から熊野へ続く長い山脈全体を意味している大峰、頂上が平坦な複数の山からなる東西5kmほどの台地状の山塊が存在し、このような頂上が平坦で周囲を傾斜が急な崖で囲まれている地形を隆起準平原というが、日本では珍しい隆起準平原の例である大台ケ原、

大自然の真っ只中に入り込み自然を満喫できました。





高知県仁淀川カヌー・観光
2010年8月21ー22日


愛媛県・高知県を流れる一級河川で、流域面積1560km²、流路延長124km。吉野川・四万十川と並ぶ四国第三の河川で、流域人口は約11万人。中流域には四国で第二の規模を誇る多目的ダム大渡ダムをはじめとして治水・電源開発のための施設も多く、水辺利用率も全国1位であり、ほぼ100%に近い。 全国的に著名な四万十川と比べると知名度は低いが、水質は全国4位に位置づけられている高知県仁淀川をカヌーで川下りしてきました。

前日21日13:00大阪駅集合出発、車で阪神、第二神明淡路高知自動車道経由して高知インター下車
17:30桂浜到達。

土佐湾に臨む白砂青松の浜辺で、月の名所として知られる。毎年中秋の名月の夜には名月酒供養が催され、高知が生んだ文人大町桂月を偲ぶ。周辺には大町桂月記念碑などが立ち、散策によい桂浜を散策する。

竜頭岬の小高い丘の上にあり、はるか太平洋を見据える龍馬の銅像。1928年(昭和3)に完成したもので、和服姿に懐手をしてブーツといういでたちで堂々と立つ。像の高さは台座を含め約13.5mの坂本龍馬像を訪れる。

三層6階の天守閣をもつ平山城。初代土佐藩主・山内一豊が1601年(慶長6)に築城を開始。1611年(慶長16)、二代藩主・忠義の時に完成した。その後焼失したが、1753年(宝暦3)に再建。天守閣をはじめ、詰門や東西の多聞櫓、黒鉄門は、いずれも重要文化財に指定されている。天守閣のある本丸は、全国で唯一天守・御殿などの建造物がセットで残る。追手門そばの板垣退助像や山内一豊像、その妻の千代像も見逃せない高知城を散策する。

よさこい節の中で、竹林寺の僧侶純信が鋳掛屋の娘お馬のためにかんざしを買ったと歌われているはりまや橋。その始まりは江戸初期、堀川を挟んでいた御用商人の播磨屋と櫃屋が架けた私設の橋だった。藩政時代、町屋の中心であったはりまや橋は現在、はりまや橋公園西側に太鼓橋が、東側には明治期の親柱をそのまま使用した橋が再現されている。高知一の名所で、市の中心地のはりまや橋を訪れる。

20:00宿に到達。夕食後宴会して就寝。

22日8:00出発、仁淀川上流に向かう。

10:00仁淀川上流宮ノ前公園到達、準備して
11:00カヌー開始。

さすが四国の清流、すばらしく澄んだ水、美しい景観を楽しみながらダウンリバー、2級クラスの瀬を数箇所クリアして、途中河原で昼食を済ませて
16:30片岡の沈下橋でフィニッシュ、あとかたずけして
19:00温泉に浸かる。
20:00帰路に向かう。
未明大阪到達、解散。

今回のカヌーイベント、遠方の四国仁淀川に足を運び、少々スリルを味わえる2級クラスの瀬を数箇所越え、すばらしく澄んだ清流、美しい景観を楽しみながらのダウンリバー堪能しました。
又今回初めての試み、前日到着後、高知の名所、桂浜、高知城、なりまや橋の観光。

観光、宴会、カヌー、温泉盛りたくさんのイベント、満喫できました。

これから泊まりでの遠方でのイベントはアウトドアスポーツだけでなく観光もかねて行いたいと思います。







飛行機で国内&海外の観光地巡り第百七弾:イギリス観光
2010年8月10ー17日


ロンドンや中規模都市の街中を除けばほとんどが牧草地という、のどかな農業国、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4地域で構成され、各々のエリアや街が独自の個性を持ち、ユニークな文化と豊かな自然の両方を堪能できるイギリスに足を運び、イングランド北部にあり、英国一の人気リゾート地、100以上の湖と美しい風景が広がる湖水地方、文豪ウィリアム・シェイクスピアゆかりのストラトフォード・アポン・エイボォン、イングランドでも屈指の美しさを誇る、カントリーサイド、かわいらしい村が点在するコッフォルズ、ローマ時代に温泉の町として栄え、温泉の語源になったことで有名な観光都市、バース、ローマ時代から2000年近くに及ぶ長い歴史の中で、街にはさまざまな時代に建てられた歴史的建築物が並び、それと同時に再開発などにより、超近代的なビルも建てられ、進化し続けるメトロポリス、ロンドンを訪れました。


8月10日21:45関西国際空港、エジプト航空で出発、ルクソール、カイロ経由して
11日13:35(時差ー8時間)ロンドンヒースロー空港到達、バスでマンチェスターに向かう。
20:30産業革命、綿工業の機械化により世界史の中心に躍り出たマンチェスターホテル到達、食事を済ませて就寝。

12日8:15バスで出発、湖水地方方面に向かう。
10:20ロンドンの北約400kmにあり、16の大きな湖と小さな無数の湖が点在し絵画のように美しい風景で、多くの人を魅きつける湖水地方のボウネス到達、散策、

湖水地方南部の玄関とされる、バスや列車での移動の起点となる町、ウィンダミアに歩いて向かい散策する。

戻ってフェリーやクルーズ船の発着すう埠頭があるボウネスを散策する。

ポター女史の物語の登場人物や、物語のシーンがそのまま再現されたアトラクションスペース、ポター女史の生涯をわかりやすく紹介したピーター・ラビットと遊べるビアトリクス・ポターの世界を訪れる。

12:40昼食を済ませて
13:40クルーズ艇でウインダミア湖をクルーズしアンブルサイドに向かう。
14:20アンブルサイド、ウォーターヘッドに到達、バスでアンブルサイドの町に向かう。

14:50ワーズワースが文学芸術の題材の宝庫と詩に書いたように、さまざまな自然の姿が見られるアンブルサイドの町到達、散策する。

ライダルロード沿いに建つ、17世紀に造られた切石造りの小さな小さな家で、現在はナショナル・トラストのショップになっているブリッジ・ハウスを訪れる。

16:50バスでマンチェスターに向かう。途中食事を済ませて
19:30マンチェスターのホテル到達、就寝。

13日7:00朝食後マンチェスター市街地を散策する。

マンチェスター図書館、タウンホールを訪れてからマンチェスターーリバプール間に1830年に開通した世界最初の旅客鉄道の駅舎を利用した博物館、鉄道関係の展示はもちろん、飛行機などの乗り物、水力やガス、電気などのエネルギーといった分野別にアトラクションが分かれている科学産業博物館を訪れる。

8:30ホテルに戻り
9:00バスで出発、ストラトフォード・アポン・エイボンに向かう。
途中バスの冷却水が漏れ、エンジン停止、代替車両が来るまで国道で待機、2時間遅れで世界的な文豪シェイクスピアが活躍した16世紀後半にタイムスリップ! まわりに広がるのどかな田園風景も魅力のストラトフォード・アポン・エイボン到達。

昼食を済ませてから散策する。

ヘンリー・ストリートに立つ道化の像の前で写真撮影。

ウィリアム・シェイクスピアは1564年4月23日に生まれた家で、入り口は隣接するシェイクスピア・センターにあり、シェイクスピアの生涯と活躍した時代についての展示を見学してから、生家に入り、内部にはシェイクスピアが誕生した当時の生活様式が、実物とレプリカの両方を用いて再現されているシェイクスピアの生家を訪れる。

シェイクスピアの孫娘エリザベスが夫トーマス・ナッシュと一緒に住んだ家、家の中にはストラスフォードの歴史に関する展示を行っているナッシュの家とニュー・プレイスを訪れる。

飢饉や殺人、占星術や魔術など、あまり語られることのないテューダー朝時代のストラトフォードを紹介するフォルスタッフズ・エクスペリエンスを訪れる。

ブリッジフットを通りクロプトンブリッジを渡り、エイボン川を越え対岸に向かい、巨大な温室にたくさんの蝶を放し飼いにしているバタフライ・ファームを訪れる。

戻って、RSCのメイン会場、ロイヤル・シェイクスピア・シアター、古い劇場のスワン・シアター、この2つの劇場は改装のため閉鎖中、改修工事中RSCのメイン劇場になるように建てられた1000席の臨時劇場、コートヤード・シアターを訪れる。

13世紀に建てられたシェイクスピアとその身内が埋葬されている教会、シェイクスピアの墓は内陣にあり、近くには彼の胸像もあるホーリー・トリニティ教会を訪れる。

シェイクスピアの娘スザンナと、その夫で医者のジョン・ホールの家、美しく立派な外観をもつ家屋で、夫の職業柄、内部にはエリザベス朝時代の診察室兼薬剤室が残っているホールズ・クロフトを訪れる。

18:00バスで出発、途中、シェイクスピアの妻アン・ハザウェイが結婚前に家族と住んだ家、ハザイ家はかなり大きな農家で、立派な藁葺き屋根とテューダー朝建築を代表する見事な外観を持つアン・ハザウェイ家を落ち緒ずれる。

コベントリー方面に向かう。

19:00伯爵夫人ゴダイバの伝説が今に伝わり、古くから栄え、15世紀にはイングランドで最も栄えた町として全盛期を迎えたコベントリー到着、ホテルで食事をして就眠。

14日9:00コベントリー、バスで出発、コッツフォルズ地方に向かう。
10:30ロンドンの北西200km、車で約2時間の丘陵地帯に広がり世界で最も美しいと称される村々が点在するコッツフォルズ地方到達。

イングランドで最も美しい村と芸術家であり思想家でもあったウイリアム・モリスが評したバイブリーを訪れ散策する。

ツタを配した外観が特徴的なホテル、村のランドマーク的存在のスワンホテルからスタートし14世紀の家並みがそのまま残され小川に沿って、昔ながらの石造りのコテージが連なるアーリントン・ロー、この地の特産であるニジマスの養殖場、100年以上の歴史を持ち、イングランド最古とも言われるバイブリー・トラウト・ファーム、村の外れにあり、小さな庭があり、夏にはバラなどの花が楽しめる聖メアリー教会を訪れる。

11:40バスで移動。
11:50川と橋と町並みマッチしておりコッツフォルズのベネチアと呼ばれているボートン・オン・ザ・ウォーターを訪れ散策し実物の9分の1で再現されたボートン・オン・ザ・ウォーターの村を歩いて楽しめるミニチュアミュージアムモデル・ビレッジ、数十台のクラシックカーが集められた博物館コッツフォルド自動車博物館、バードランドによる。

昼食を済ませて
14:00バスで出発、バース方面に向かう。
15:30優雅な建築物に囲まれた温泉の町、バース到達、散策する。

一際目立つ三日月型の巨大な建物で、ジョージ王朝時代の建造物。世界遺産にも登録された、ローマを思わせる姿は壮観のロイヤル・クレッセントを訪れる。

街の中心に建つバース寺院。過去12世紀の間に異なる3つの教会であったという、複雑な歴史を持っているバース・アビーを訪れる。

エイボン川に架かる橋で店が並んでいます。ロバート・アダムの設計で、大地主のバルトニーが1774年に建造させたバルトニー橋を訪れる。

市の中心を横切る美しい風景の川。川を眺めながらバースの街をぶらぶらと散歩するのも楽しめるエイボン川を訪れる。

紀元前1世紀にローマ人によって建てられた大浴場、ローマ帝国の各地から人々が訪れる古代の一大保養地であるローマン・バスを訪れる。

18:00バスでグロスターに向かう。

19:30ローマ時代以来の歴史を持つ町、中世に聖ピーター修道院として建てられたグロスター大聖堂とともに発展し、ピーター・ラビットを生んだビアトリクス・ポターの童話グロスターの仕立て屋の舞台としても知られ、最近ではハリーポッターと賢者の石の多くのシーンがグロスター大聖堂で撮影されたことでもよく知られているグロスターのホテル到達、食事を済ませて就寝。

15日7:45バスで出発。

9:15さまざまな人の想像力を刺激する謎の巨石建造物、紀元前3000年からいくつかの段階をかけて建造されており、年代が下がるごとに、だんだんとその規模が大きくなったストーンヘンジを訪れる。

10:15ロンドン方面にバスで向かう。
12:00ロンドン到達、西洋絵画のコレクションとしては、世界最高ランクの評価を受け、ナショナル・ギャラリーを見学。

高さ55mのネルソン記念柱がそびえ、いつも観光客とハトで埋め尽くされているにぎやかな広場、トラファルガー広場を散策する。

世界最高の博物館という称号をほしいままにしている博物館、その規模といい、質の高さといい、ほかの博物館の追随を許さない世界三大博物館の一つ大英博物館を見学。

もともとはバッキンガム公の私邸だったことからその名が付けられた英国王室、女王陛下の宮殿、宮殿の前にはビクトリア女王記念碑やザ・マル、海軍門が造られているバッキンガム宮殿を訪れる。

黄金色に輝くネオゴシック建築の建物で時計塔の愛称、ビッグ・ベンで有名な国会議事堂を訪れる。

テムズ河のそばに美しい姿を見せる白亜の教会、英国王室のウェストミンスター寺院を訪れる。

18:30ロンドン近郊のホテルに向かう。
19:20ホテル到達、食事を済ませて就寝。

16日8:30バスで出発、ウィンザー方面に向かう。

10:30ウィンザー到達、散策する。

現在使われている王室の居城としては、世界最大の規模を誇り、ウイリアム征服王が1066年にイングランドを征服して以来、900年以上の長さにわたり、城塞、そして英国王室の宮殿と使われ、そんなウィンザー城の周りに広がる城下町、ウィンザーの町を訪れる。

ウィンザーの町を見下ろすように建ち、900年にも及ぶ長い間、英国王室の居城として使われ続けている由緒正しい城、ウィンザー城を訪れる。


12:00バスでロンドンヒースロー空港に向かう。

12:30ロンドンヒースロー空港到達。
15:00ロンドンヒースロー空港出発
21:45カイロ空港到達。
17日00:01カイロ空港出発
17:30(時差ー8時間)関西国際空港到達。

今回の旅行、ロンドンや中規模都市の街中を除けばほとんどが牧草地という、のどかな農業国、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4地域で構成され、各々のエリアや街が独自の個性を持ち、ユニークな文化と豊かな自然の両方を堪能できるイギリスに足を運び、100以上の湖と美しい風景が広がる湖水地方、産業革命の中心地となった大都会マンチェスター、イギリスのカントリーサイドを代表するコッツウォルズ地方、文豪ウィリアム・シェクスピアゆかりのストラトフォード・アポン・エイボン、謎多き古代の巨石遺跡ストーンヘイジ、ローマ時代の浴場跡ローマン・バースのあるバース、世界中から人や文化が集まるイギリスの首都ロンドン、7泊8日の観光旅行堪能しました。


イギリスは日本とよく似た国と考えていましたが、気候は夏でも気温20度前後、肌寒く、又天候が変化しやすく、晴天が急に雨になり、又晴れに戻るという日がよくありました。国土は山が少なく、平野が多く、土壌が良くなく、農業に適さず、放牧が主流の国で、レストランの食事も野菜は少なく、肉系がほとんどでした。

いくつかの都市を周りましたが、レトロの歴史的建造物が多く、英国を象徴する建物が数多く見受けられ、近代的な建物と調和された街並みの景観を楽しむことができました。

ローマ時代以来の長い歴史と最先端の文化が隣り合う街、ロンドンを中心に郊外に広がる広大な平野に点在する史跡、歴史的建造物、美しい自然、美しくてかわいい村の観光、7泊8日のイギリス観光満喫できました。



















飛行機で国内&海外の観光地巡り第百六弾:山梨県富士山麓観光
2010年8月7ー8日


富士山や八ヶ岳、南アルプスなど美しい山々に囲まれ、忍野八海、三分一湧水など、名水の里としても知られる山梨県に足を運び、富士山の麓には魅力的な湖が点在し、周辺には富士急ハイランドをはじめ、レジャー施設が満載、富士山の裾野に広がる青木ヶ原樹海や、富士山からの伏流水が湧く忍野八海も必見の富士山麓を訪れました。

7日13:40新大阪新幹線ひかりで出発、浜松でこだまに乗り換え
16:01新富士駅到達、レンタカーで観光

富士山南麓に広がる総面積74万平方mの高原のサファリ。雄大な富士山を背にクマゾーン、ライオンゾーン、トラゾーン、チーターゾーン、ゾウゾーン、一般草食ゾーン、山岳草食ゾーンの7つのゾーンに分かれ、車や園内バスで巡る。子供たち向きの小動物がいるふれあいゾーンもあるので家族で楽しめる富士サファリパークの前で写真撮影。

富士山の成り立ちや気象、山麓に生息する動・植物などのほか、富士山をテーマにした文学や芸術に関する資料が充実。さまざまな道具類を展示し昔の生活ぶりを紹介する郷土資料室もある裾野市立富士山資料館前で写真撮影。

富士山スカイライン沿いの標高1500m一帯に広がる自然公園。草原広場や遊歩道があり、遊歩道の途中にある腰切塚展望台は、駿河湾と伊豆半島が一望できるビューポイントの水ケ塚公園を訪れる。

石がグニャッと曲がるコンニャク石、石の下の字や絵が浮きあがって見えるテレビ石など、石と名のつくものが勢揃い。収蔵標本約1万5000点の中から、常時約1800点を紹介。石に触れられる解説コーナーもある奇石博物館の前で写真撮影。

全国に1300余りある浅間神社の総本宮。806年(大同元)、坂上田村麻呂が最初に社殿を建立したと伝わる。境内は広く、長い参道の向こうに立つ現在の本殿(重要文化財)は徳川家康が造営。全国で唯一2階に神座がある、浅間造の見事な建物だ。本殿横手にある湧玉池(天然記念物)は、かつて富士山信仰の信者たちが登山の前に身を清めた神聖な池。富士山の雪解け水が湧き出したものだが、現在も水量豊かで、市内を流れる神田川の水源の富士山本宮浅間大社を訪れる。

17:00吉原駅付近のホテル到達、市街地を散策後食事を済ませてから床に就く。

8日5:00レンタカーで出発、東名自動車道経由して御殿場インター下車

乙女峠への道の途中、高台に広がる公園で、白亜の仏舎利塔がひときわ目を引く。塔の前には金色の、なでかんのん像や狛犬が立つほか、富士を望む展望台や林間の遊歩道も整備されている平和公園を訪れる。

807年(大同2)、富士の噴火を鎮めることを願って創建された古社。境内は杉の古木に囲まれ荘厳な雰囲気。江戸時代後期に再建された社殿が歴史を感じさせる。県天然記念物の神木・ハルニレの巨木、溶岩に鎮座する狛犬、信しげの滝など見どころが多く、「浅間の杜」には水流が巡らされ、野鳥のさえずりと富士山の草花に心和む。社宝や富士信仰関係の資料を保存・展示する資料館あり。須走口登山道の起点でもある東口本宮冨士浅間神社を訪れる。

富士五湖方面に向かう。

富士五湖の最も東にある湖で、面積は6.67平方kmと五湖中最大。周囲を山に囲まれているが、木立の中には別荘地やペンションが続き、湖畔には旭日丘を中心に宿やさまざまな店、観光施設が立ち並んでいる。特に南岸は文学館や美術館が多く点在する文化の香りが高いエリア。東岸の山の途切れた一帯には、一面にテニスコートが広がる開放的な光景も見られる。年間を通じて白鳥がいる「白鳥の湖」でもあり、水上スポーツも人気の山中湖を訪れる。

標高1000メートルの高原に、約30万平方mの広大な敷地に季節ごとの花々が咲き誇る公園。園内には、ポピー、百日草、コスモスなど50種以上が次々と花を開く。清流の里には幅80mの明神の滝や三連大水車、溶岩樹型地下観察施設、全天候型温室フローラルドームなどがある山中湖花の都公園を訪れる。

自然豊かな公園内に、徳富蘇峰館と三島由紀夫文学館が立つ。徳富蘇峰館は徳富蘆花の兄でジャーナリストの蘇峰の資料を始め、勝海舟・横井小楠・徳富蘆花・伊藤博文らの肉筆資料を展示。三島由紀夫文学館では直筆原稿・創作ノート・著書のほか、肖像写真・演劇資料など約300点を展示。三島文学の真髄に触れることができる。周囲には歌碑・句碑19基が点在し、木々の間をぬって石碑巡りができる山中湖文学の森を訪れる。

忍野村一帯はその昔、山中湖とつながった巨大な宇津湖の湖底だったといわれる。その後干上がって現在の盆地になったが、この時残った8つの湧水が八海で、全国名水百選にも選ばれている。いずれも忍草地区に湧き、湧池、濁池、鏡池、銚子池、菖蒲池、底抜池、お釜池、出口池がある。なかでも、池へ向かう道にレンガが敷き詰められた湧池の周辺が、探勝の中心になっており、草葺き屋根の水車小屋や資料館のほか、食事処などもここに集まる。出口池は少し離れた場所にある忍野八海を散策する。

富士吉田方面に向かう。

さかな公園にある、川や湖にすむ淡水魚を展示する水族館。富士山の湧き水を使った二重回遊水槽では、内側に小魚が、外側に大型魚が泳ぐ姿を見ることができる山梨県立富士湧水の里水族館[さかな公園]を見学。

さかな公園にあり、体験コーナーや図書コーナーで自然を調べることができる森の学習館[さかな公園]を訪れる。

市の東郊を流れる桂川の、上流部にある唯一の滝。水量は豊かで高さ10mから2筋になって流れ落ち、滝壺近くは迫力満点。滝を見下ろす位置に、あずま屋を設けた富士見公園がある鐘山の滝を訪れる。

富士吉田市の歴史・民俗・産業資料を展示する博物館。明治時代の参道沿いの家並み模型や織物道具の展示など、富士山信仰と甲斐絹織の資料が充実。廃れてしまった吉田歌舞伎の衣装など、貴重なものも少なくない。一帯はサンパークふじと名付けられた公園で、古い農家や御師の家が移築・復元されている富士吉田市歴史民俗博物館を訪れる。

788年(延暦7)、現在地に創建された古社。左右に老杉の迫る参道に立ち並ぶ苔むした石灯篭、高さ18mの大鳥居、古色蒼然とした神楽殿、重厚な本殿(重要文化財)など、境内には荘厳な雰囲気が漂う。本殿の左右に東宮本殿(重要文化財)、西宮本殿(重要文化財)があるが、東宮は武田信玄が寄進したものの北口本宮冨士浅間神社を訪れる。

富士山の絵画を一堂に集めた美術館。生涯に多くの富士山を描いた横山大観をはじめ、奥村土牛、片岡球子、小倉遊亀などの大家から、片岡鶴太郎などの芸能人画家まで、様々な作品が観賞できるフジヤマミュージアムを訪れる。

標高2305m。富士スバルラインの終点で、山頂が手にとるほどに見える好展望地。一帯は富士山の前身の山・小御岳の山頂だったところ。守り神の小御岳神社が立ち、みやげ物店やレストランも多い。この先で吉田口登山道と合流する、富士登山のベースキャンプともなっている富士山5合目に向かうが交通規制のため途中で戻る。

河口湖方面に向かう。

海抜830mと、富士五湖ではいちばん低いところにある湖。面積5.7平方kmで山中湖には及ばないが、湖岸線が入り組んでおり周囲は20.94kmと最も長い。特に北岸は複雑な湖岸線が続き、正面に富士を望む景勝地も多い河口湖を訪れる。

河口湖畔にある広大な公園。対岸の大石公園と共に河口湖ハーブフェスティバルの会場になる。特にラベンダーが有名で、6月下旬~7月にかけて薄い紫の絨毯を敷き詰めたような光景が楽しめる八木崎公園を散策する。

人形作家・与勇輝氏の作品、約80体を展示する美術館。日常の生活ぶりや子どもたちをテーマにしたものが多く、その独特な作風から「布の彫刻」ともいわれる。八木崎公園内にあり、ラベンダーの開花期には薄紫色の花に包まれる河口湖ミューズ館・与勇輝館[八木崎公園]を見学。

国内唯一の宝石専門博物館。館内には、500種3000余点の世界の宝石類や美術工芸品が並ぶ。ブラジル産の1270kgの巨大水晶を始めとする水晶の原石のコレクションは特に見事。原石と、それを研磨してできた宝飾品を隣合せに展示するコーナーも興味深い山梨宝石博物館を見学。

河口湖東岸に突き出した小さな岬で、波のない早朝に湖面に映る逆さ富士の展望地として有名。ここを訪れた松尾芭蕉の句碑、富士の写真家として知られた岡田紅陽の胸像などが立つ。突端の岩の上にある小祠には、富士の祭神・木花開耶姫命が祀られている。姫がこの地で出産をしたとの伝説から岬の名が付いた産屋ケ崎を訪れる。

主に富士山をテーマにした絵画や写真作品を収蔵、展示し、さまざまな富士山を観賞できる河口湖美術館を見学。

2万5000平方mの敷地内に美術館2棟を中心に、レストラン、ミュージアムショップが点在。美術館棟には高級オルゴールや自動演奏楽器のコレクションが並んでいる。豪華客船タイタニック号のサロンに置かれる予定だったオーケストリオン、世界最大規模の自動ダンスオルガンなど貴重な展示品も多い。園内は池や庭園のある中世の貴族の館を再現した造り。散策も楽しみのUKAI河口湖オルゴールの森を訪れる。

瀟洒な洋風の個人住宅を改装したもので、展示は絵本作家池田あきこの原画が中心。ねこのダヤンを主人公にした一連の作品原画が並ぶほか、舞台となった「不思議の国・わちふぃーるど」も再現されている。短編アニメののぞき穴劇場などもある河口湖木ノ花美術館を見学。

1000年の伝統をもつ、周防猿まわしの会がつくった全天候型の常設劇場。調教師と猿がコンビを組み、竹馬などさまざまな芸を披露する河口湖猿まわし劇場を訪れる。

室町時代に人気のあった縫締絞の辻が花染めを復活させた染色家、久保田一竹の着物作品を展示。富士山と四季をテーマにした連作など、作品はいずれも雅やかだ。一竹が収集した、ガラス玉に色模様を施した蜻蛉玉を展示する新館もある久保田一竹美術館を訪れる。

西湖・鳴沢方面に向かう。

周囲9.87km、面積2.1平方km。富士五湖では精進湖の次に小さい湖だが、水深は71mと深く、透明度も高い。水面が濃い藍色をしているためか、どことなく神秘的な雰囲気。周囲には手つかずの自然が残り、四季を通じて楽しめる西湖を訪れる。

西湖南西岸の樹海の中にある溶岩洞穴で、かつて多数のコウモリが冬眠の場所として生息していたことからこの名でよばれる。横穴式で、入口付近の広いドーム状部分と、その奥の複雑に入り組んだ洞からなっており、総延長386mの大規模なものだ。足場が整備され安全に探勝できるほか、入口から穴までの樹海を通る道も散策に適している西湖コウモリ穴を訪れる。

氷穴とともに代表的な溶岩洞穴のひとつ。横穴式で総延長は201mと規模が大きい。溶岩棚や溶岩鍾乳石面が見られるほか、最奥には明治時代に蚕の卵などを貯蔵した跡も残されている富岳風穴を訪れる。

富士山側火山である長尾山[ながおやま]の噴火でできた溶岩洞穴。竪穴式で総延長は153m。洞穴内に氷柱のほか、天井部分の溶岩鍾乳石が見られるなど溶岩洞穴の特徴的な部分が多く、樹海中を代表する洞穴の鳴沢氷穴を訪れる。

864年(貞観6)に富士の寄生火山の一つ、長尾山が大噴火した時に流れ出した溶岩地帯。その後の長い年月を経て約30平方kmにも及ぶこの溶岩の原が原生林に変わった。常緑樹が多く、高台から眺めると樹林がまるで木の海原を思わせることから樹海の名がついたものだ。現在も未踏の部分がほとんどで、決められたコースをはずれ、森の中へ入り込むのは危険。通り抜ける道は国道やかつての開拓道路、東海自然歩道のみ。溶岩の造り出した洞穴が多いのも特徴で、多数の洞穴が確認されており、うち氷穴、風穴、西湖蝙蝠穴は入洞できる青木ケ原樹海を訪れる。

精進湖・本栖湖方面に向かう。

周囲5kmで富士五湖では最も小さい。しかし1895年(明治28)に、湖畔にホテルを建てたイギリス人ハリー・スチュワート・ホイットウォーズによって、ヨーロッパに「ジャパン・ショージ」の名で紹介され、いち早く国際的なリゾート地として知られるようになった。裾野に寄生火山の大室山を抱き込んだように見える、北岸からの「子抱き富士」の眺めは有名の精進湖を訪れる。

富士五湖の西のはずれにあり、周囲13km、面積4.7平方km、最大水深138m。北岸は富士の好展望地で、ここからの景色は1000円札のデザインに採用されている。五湖の中では観光開発がそれほど進んでおらず、特に西岸は手付かずの自然が守られている本栖湖を訪れる。

朝霧高原方面に向かう。

1年中花いっぱいの大温室は、雨の日も傘なしで見学ができる。園内はバリアフリーで、車椅子・ベビーカーの無料貸し出しもあり、花いっぱいのレストランで食事も楽しめる。世界中の珍しいフクロウを間近で見たり、大人気のフクロウショーを楽しんだり、インコやエミューの餌付け体験などもできる富士花鳥園を訪れる。

富士山西麓に広がる標高700~1000mの高原で、牧草地が多い。雄大な富士山をバックに春から夏はまぶしいほどの緑に、秋は一面のススキに覆われ、どの季節に訪れても美しい眺めが広がる。国道からは牛や馬がのどかに草を喰む、開放感に満ちた光景が見られる朝霧高原を訪れる。

周囲4kmの人造湖で、湖畔には木々が茂り、湖に映る逆さ富士が美しい。北岸にはバンガロー村、南岸にはキャンプ場が設けられ、湖上ではボート遊びやヘラブナ釣りが楽しめる田貫湖を訪れる。

田貫湖北岸の高原地帯に広がる湿原。周囲は深い森だが、ここだけは別世界のように開放的な景色が続いている。大小120を越える池が点在し、珍しい昆虫も見られる。特に蝶は約70種、トンボは約30種もが生息しているという。東西を貫くように木道が整備され、ワレモコウ、ノハナショウブなどの湿原植物を間近に観察することができる小田貫湿原を訪れる。

白糸の滝の東側、芝川の本流にかかる滝で、高さ25mの絶壁から、太い水柱が轟音とともに流れ落ちる様子は豪快。曾我兄弟が滝の近くで工藤祐経を討つ相談をした際、滝音で互いの声が聞こえなかった。そのため天に祈ったところ、その間だけすさまじい滝音が止んだことが「音止」の由来という音止の滝を訪れる。

溶岩断層から、富士山の雪解け水が長い年月の末湧き出し、滝となったもの。幅200m、高さ20mのU字型をした崖の全面から流れ出す水量は毎秒1.5トン。これが無数の滝となって落ちる様子が、絹糸を垂らしたように見えるところからこの名がある。滝壺まで遊歩道が整備されており、水辺から見上げることができる白糸の滝を訪れる。

新富士駅に向かう。

17:00新富士駅到達、
17:42新富士駅新幹線こだまで出発、静岡でひかりに乗り換え
20:00新大阪到達。

今回の旅行、富士山や八ヶ岳、南アルプスなど美しい山々に囲まれ、忍野八海、三分一湧水など、名水の里としても知られる山梨県に足を運び、反時計回りで富士山を一周し、富士五湖を含めて富士山麓の点在する名所を巡りました。

天候晴れ、絶好の観光日和、点在する多くの富士山のビュースポットから運よくクリアな美しい富士山を望むことが出来ました。

富士山麓には多くの神社、博物館、美術館、植物園、動物園、遊園地、富士山のビュースポットなどがありすべてを周るには時間を要し、興味のあるポイントのみ見学し、あとは訪れましたが外観の写真撮影のみとしました。

360度どこからも富士山を望むことができる富士山麓観光、あらためて富士山の高さ、広大な裾野、圧巻で感動しました。

何回も訪れたい富士山麓コース、観光客も多く人気のドライブ観光旅行でした。






















神戸市六甲観光
2010年8月4日


ハイカラ文化の街として、歴史は1868年(旧暦の慶応3年)神戸港開港から語られることが多いのですが、平安時代には、わずか半年とはいえ日本の首都になった場所であり、そして「一ノ谷」「湊川」「花隈」と日本歴史のターニングポイントになる各合戦が繰り広げられた神戸に足を運び、ドライブコースとして人気の高い緑に囲まれ、六甲山や摩耶山の展望台からの神戸市街・1000万ドルの夜景を眺められる六甲を訪れました。

12:30車で阪神自動車道経由して芦屋インター下車、芦屋ドライブウエイを走行し14:00六甲到達。

高さ880mからの景色が楽しめる展望スポット。異国情緒漂うエリア内には、雑貨や輸入食品を販売するセレクトショップやカフェなどが並ぶ。天気がよければ、テラスや塔からは関西国際空港や淡路島も一望できる六甲ガーデンテラスを訪れる。

年平均気温9度という六甲の冷涼な気候を生かし、世界の高山植物や湿性植物など約1500種を栽培。エーデルワイス・コマクサ・ミズバショウなど、折々に可憐な花が迎えてくれる六甲高山植物園を訪れる。

646年(大化2)インド僧法道仙人により開山された古刹。弘法大師が唐から帰朝した際に奉安された、釈迦の生母・摩耶夫人の像を安置。安産腹帯の発祥霊場として知られている摩耶山天上寺を訪れる。

六甲山系の中央部に位置する標高約700mの山で、山頂の掬星台から見る神戸市街の夜景がすばらしい。弘法大師が釈迦の生母・摩耶夫人の像を祀ったことから、この名が付いたといわれている摩耶山を訪れる。

摩耶山頂の展望台。六甲山より市街地に近く、眺望は抜群。夜はその名のとおり、星のようにきらめくネオンがすくえそうな掬星台を訪れる。

摩耶山頂付近に広がる自然観察園。自然林に散策路が巡らせてあり、豊かな自然にふれることができる摩耶自然観察園を訪れる。

約1200種の世界各地の樹木を、原産地別に植栽され、総面積142.6haの本格的な植物園。なかでもアジサイは国内最大級の規模。ツツジやシャクナゲ、紅葉と季節ごとに楽しめる。多目的広場にはアスレチックもある神戸市立森林植物園を訪れる。残念ながら休園でした。

六甲山系の西寄りにあたる再度山は、市街地から約6kmの距離にある標高469.3mの山。ハイキングコースが整備され、早朝登山の山として親しまれている。その再度山の北側に広がる公園には修法ケ原池があり、池周辺の松は「日本の名松百選」に選ばれている再度公園を散策する。

奈良時代に和気清麻呂が開いたという古刹で、再度山の中腹南斜面に立つ。弘法大師が唐へ渡る前後の2回参拝したと伝わる。本尊の如意輪観音は行基の作とされ重要文化財の大龍寺を訪れる。

約200種7万5000株のハーブや花が植えられたハーブ園。テーマごとの庭園や温室、香の資料館など見どころがたくさん。一面を紫に染める、初夏のラベンダー園は圧巻の新神戸ロープウェー・神戸布引ハーブ園を訪れる。

六甲山に源をもつ布引渓流は、新神戸駅から徒歩15分の散策コース。上流から雄滝、夫婦滝、鼓ガ滝、雌滝の4つの滝で形成されており、なかでも43mの高さから5段になって流れ落ちる雄滝は古くから詩歌にも登場している名瀑の布引の滝を訪れる。

18:00終了。

今日も大阪は猛暑、車で走行中、大阪の外気温は37度、涼みに近場の六甲山に向かいました。
さすがに標高800m以上の六甲山、気温は大阪より10度低い27度、快適な観光巡りでした。

800m以上の六甲山と摩耶山の2つの山からなる緑に囲まれた高地の六甲、ドライブコースとして人気が高く、又点在する展望台からの神戸市街を望み、自然豊かな牧場やオーガニックカフェなどスローな雰囲気が漂う施設やお店が多く揃っているドライブ観光楽しめました。