飛行機で国内&海外の観光地巡り第二百三十弾:宮城県浦戸諸島観光
2013年5月25ー26日
 

東北の中心地仙台が位置する宮城県に足を運び、塩釜の沖に点在する浦戸諸島(桂島、野々島、寒風沢島、朴島)を訪れました。

塩釜港から船に乗り約30分、日本三景の松島湾に点在する浦戸諸島は、大小様々な島からなり、波により侵食された奇岩と松林で構成されたみごとな景観が広がっています。また、桂島、野々島、寒風沢、朴島には、のどかな集落があり、歴史と豊かな自然に培われてきた人々の暮しが息づいています。

仙台市中心部からでも約1時間で来ることができる浦戸諸島では、離島独特のゆったりとした時間の流れの中で、自然や文化を楽しみながらの「島歩き」をお勧めします。

25日16:00伊丹空港出発
17:25仙台空港到達、レンタカーで塩竈方面に向かう。
18:15本塩竈駅前のホテル到着後繁華街を散策し食事を済ませて就寝。
26日6:30レンタカーで出発、塩竈港に向かう。
7:15塩竈港市営汽船で出発、桂島に向かう。
7:42桂島到達、散策。

浦戸諸島の西部にあたり、塩竈本土から最も近く、市営汽船で塩釜港から桂島漁港までは約23分。地形は東西に長く、西側は桂島集落を中心とした桂島地区。東側は石浜集落を中心とした石浜地区があります。島の西海岸は断崖が続き、周辺の大藻根島、小藻根島、仁王島などの島々、遠景には奥羽山脈が望める風光明媚な景観を楽しむことができます。太平洋を望む南海岸には桂島海水浴場があり、島の東部は浦戸諸島で最も標高が高い津森山(標高61m)があります。産業は漁業が中心で、特に栄養豊富な湾内で養殖される海苔や牡蠣は味が良いことで有名です。シラウオ漁も盛んで、春先の夜の海にはシラウオ漁の漁火が美しく輝き、浦戸諸島の春を告げる風物詩となっています。また、島の畑では最近、食用ホオズキの栽培など、新たな産業として取り組まれています。

10:08桂島市営汽船で出発、野々島に向かう。
10:15野々島到達、散策。

浦戸諸島のほぼ中央に位置し、塩竈市役所の支所で宿泊研修施設でもある浦戸諸島開発総合センター(ブルーセンター)が置かれ、隣には浦戸診療所もあり、生活面でも中心的な島です。島の高台には、諸島内唯一の小学校と中学校(併設)があります。
野々島は、熊野神社のキリシタン仏、謎の洞穴群、内海長者の伝説など多くのミステリーや、椿のトンネルや陰田島など神秘的な景観が魅力です。また、島内では野々島フラワーアイランド構想としてボランティアによる、ラベンダーなどのハーブを中心とした植栽活動が盛んに行われています。

11:36野々島市営汽船で出発、寒風沢島に向かう。
11:50寒風沢島到達、散策。

野々島から寒風沢水道を渡ると、浦戸諸島で一番大きな寒風沢島があります。この島もまた数々の歴史が語り継がれています。日本人で初めて世界一周をした津太夫の出身地でもあります。また、江戸時代には伊達藩の江戸廻米の港として栄えていました。当時の港の繁栄を今に伝える、日和山の十二支方角石や縛り地蔵、伊達藩が建造した日本最初の洋式軍艦「開成丸」の記念碑(造艦の碑)、砲台跡などの興味深い歴史の話がさらに島歩きの楽しみをかきたててくれます。また、島の奥に進むと、懐かしい田園の風景、さらに先に進めば、太平洋を独り占めできる美しく穏やかな砂浜に辿り着きます。

13:51寒風沢島市営汽船で出発、朴島に向かう。
13:59朴島到達、散策。

浦戸諸島の有人島では一番小さい島ですが、この地では珍しいタブ林が存在するなど、豊かな自然が残る魅力的な島です。また、春に見る菜の花畑はとても美しく見ごたえがあります。名前の由来も、伝説の鳳凰がいたとか、烽火を上げたことから烽島とも言われ、また江戸時代に伊達藩の軍用金や貴重な宝物が隠されていたという伝説があり、宝島と呼ばれていたものが朴島になったという伝説もあるくらい謎めいた島です。主な産業は牡蠣養殖などの漁業ですが、菜の花の種も“松島白菜”の種として出荷されています。

14:10朴島市営汽船で出発、塩竈港に向かう。
15:09塩竈港到達、レンタカーで多賀城跡に向かう。
15:30多賀城跡到達、散策する。

多賀城は神亀元年(724)、大野東人によって創建された奈良・平安時代の陸奥国の国府であり、行政の中心地でした。また、奈良時代には鎮守府も置かれ、軍事の中心でもありました。仙台湾や仙台平野を一望できる丘陵上に立地し、一辺が1q前後のいびつな四角形に塀で囲い、南・東・西に門が開かれていました(北門は未確認)。ほぼ中央に重要な政務や儀式、宴会などが行われた政庁があり、城内の各所に実際の行政事務を行う役所や兵士の住居などが配置されていました。

多賀城史遊館を見学。

埋蔵文化財調査センター体験館「多賀城史遊館」は、さまざまな見学や体験を通して、多賀城市の歴史を学ぶことができる施設です。多賀城市の縄文時代から江戸時代までの歴史を紹介する展示室や、昔の人々のすぐれた技などを体験できる体験学習室を備えています。

16:30仙台空港に向かう。
17:30仙台空港到達。
19:00仙台空港出発
20:20伊丹空港到達。

今回の旅行東北の中心地宮城県に足を運び、塩竈の沖に点在する浦戸諸島(桂島、野々島、寒風沢島、朴島)を訪れ、散策しました。

どの島も震災の爪痕を残し、至る所で復旧工事が見られました。島めぐりは観光標識がしっかり作られ、迷うことなく、島めぐり観光できました。

宮城県は今回で6回目、東北地方では最も多い離島が点在しています。今回4つの島を訪れましたが残りは五島、次回訪れたいと思います。

昨年2回宮城県を訪れましたが今回は震災の復興工事が進み、かなり変貌し街並みらしくなっていました。

宮城県浦戸諸島巡り観光、楽しめて癒されました。











 
飛行機で国内&海外の観光地巡り第二百二十九弾:新潟県上越観光
2013年5月18ー19日
  

新潟県の西部エリア上越に足を運び、夜桜で有名な高田公園の高田、さわやかな高原の自然を満喫でき、温泉も豊かな妙高、ヒスイの産地としてしられ、かつては港に北前船が往来し、塩や海産物を信濃へ運ぶ陸路の玄関口として賑わった糸魚川を訪れました。

18日13:42大阪サンダーバードで出発
17:06富山駅到達、レンタカーで上越春日山に向かう。
19:00春日山のホテル到着後、繁華街を散策し食事を済ませて就寝。
19日7:00レンタカーで出発、上越の観光地を巡る。

松平忠輝が築いた高田城跡を利用した都市公園。4月中旬は桜、8月上旬には外堀一面にハスの花が咲く。園内の高田城三重櫓、石垣ではなく土塁を巡らせた外堀などは、高田城図間尺などに基づいて再現。三重櫓内の展示室には高田城略年譜、甲冑や陣笠などを展示している高田公園(高田城跡)を訪れる。

親鸞によって創建された名刹。御本廟には親鸞聖人の頂骨を納めている。入母屋造の本堂は間口29m、県下最大規模の浄土真宗寺院建築となっており、国の重要文化財に指定されている。宝物館では貴重な文化財を多数展示する浄興寺を訪れる。

「人間の科学」と「雪の科学」をメインテーマに展示を行う科学館。館内は9つのゾーンで構成。人類の進化やからだのしくみなど、展示物にふれたりしながら楽しく学ぶことができる。ボールプールやすべり台のあるチルドレンパーク、屋外には自然の中で科学を体験できるサイエンスプレイパークもある上越科学館を訪れる。

100羽のペンギンや40種2000匹の魚が泳ぐ巨大水槽など、400種1万点を展示。餌づけ中のダイバーと観客がワイヤレスで会話できるショーもある。7月中旬〜8月下旬にはイルカショーも開催する上越市立水族博物館を見学する。

天平年間(729〜749)に創設された越後の国分寺。1562年(永禄5)上杉謙信の再興と伝わる。1856年(安政3)建立で、高さ25mの三重塔には十二支の彫刻が施され、伽藍は未完ながら県の文化財に指定。本堂は焼失したが、平成9年に再建された。境内には親鸞聖人が流罪生活を送った竹之内草庵があり、自作の等身大の木像が安置されている五智国分寺を訪れる。

杉謙信の祖父長尾能景[よしかげ]が、長尾家の菩提所として創建した寺。謙信はここで学問を修め、禅を学んだ。上杉氏後の春日山城主堀氏、高田城主松平、榊原氏の菩提所ともなって、宝物館には謙信の遺品や上杉軍旗一式、その他各城主縁のものを展示している林泉寺を訪れる。

童話作家小川未明の父、旧高田藩士小川澄晴が浄財を募り、上杉謙信をまつるため創建した神社。神明造の社殿は1901年(明治34)の建築。境内の宝物館では、軍旗「毘」など謙信の遺品や、小川未明の資料などを展示する春日山神社を訪れる。

戦国時代の名将・上杉謙信公が城を構えた春日山。標高180mにある本丸跡からは上越市街地と豊かな上越の自然が一望できます。越後守護代・長尾為景が修築してから城郭となり、謙信公が大改修を行って名実ともに天下の名城と呼ばれるようになりました春日山城跡を散策する。

妙高に向かう

関川の本流にかかる滝。妙高高原東側、新潟県と長野県の県境にあり、玄武岩の岩壁に四季折々に色を変える山の木々と滝の白さのコントラストが美しい。「日本の滝百選」にも数えられている苗名滝を訪れる。

妙高高原の西南に位置。笹ケ峰牧場を中心に、ドイツトウヒの森やキャンプ場、多彩な遊歩道が整備され、施設も充実している。気候は夏でも涼しく、年間平均気温は15度。雨も少ない笹ケ峰高原を訪れる。

1927年(昭和2)に造られた、約20万平方mもの広大な湿原地帯にある小さな池。ミズバショウやミツガシワなど湿性植物の群生が楽しめる遊歩道での散策がおすすめのいもり池を散策する。

糸魚川に向かう。

姫川の上流、小滝川にあるヒスイ原産地。山全体が石灰岩から成る明星山を削る渓谷で、流れの中にヒスイの原石が見られる。日本で最初にヒスイが発見された地といわれ、青海[おうみ]地区の橋立ヒスイ峡とともに、国の天然記念物の指定を受けている小滝川ヒスイ峡を訪れる。

天下の険として有名な親不知、子不知海岸。北陸本線親不知駅を中心とする青海駅、市振駅間約15kmの総称で、親不知駅・市振駅の間が親不知、親不知駅・青海駅の間が子不知と呼ばれています。地名の由来はいくつかあり、北陸道最大の難所で、断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻み、波打ち際を駆け抜ける際に親は子を忘れ、子は親を顧みる暇がなかったことから親知らず・子知らずと呼ばれるようになった親不知子不知を訪れる。

富山駅に向かう。

17:20富山駅到達。
17:56富山駅サンダーバードで出発。
21:22大阪駅到達。

今回の旅行、5回目の訪れである新潟県、過去4回は飛行機で訪れましたが、新潟の西部エリアもあり、電車サンダーバードで富山に着き、レンタカーで上越にたどり着き、観光しました。

上杉謙信ゆかりの上越、冬季スキーで何回も訪れたことのある妙高の春景色、ヒスイの産地と塩や海産物を信濃へ運ぶ陸路の玄関口として賑わった糸魚川ドライブ観光楽しめました。

富山から糸魚川・上越の日本海沿いのドライブ、春景色の妙高の大自然内のドライブ癒系の観光でした。

 











 
飛行機で国内&海外の観光地巡り第二百二十八弾:熊本県天草諸島巡り
2013年5月11ー12日
  

九州の中央に位置し、阿蘇カルデラを有する阿蘇、肥後藩の城下町として栄えた熊本、日本三大急流の一つ球磨川が流れる人吉、紺碧の海に面した天草の大きく4つのエリアに分かれる熊本県に足を運び、県の南西に広がりをみせるシーサイドエリアで、大小120あまりの島々が天草五橋でつながり、16世紀にはキリシタン布教活動が広がり、西洋風建築の教会や文化施設が異国情緒を漂わせる天草にある諸島(戸馳島、野釜島、野牛島、維和島、永浦島、樋合島、前島、通詞島、獅子島、椚島、樋島、下須島)訪れました。

11日13:45新大阪新幹線のぞみで出発
16:14博多到達
16:22博多新幹線さくらで出発
17:01熊本駅到達、レンタカーで天草諸島に向かう。

宇土半島と戸馳島の間はモタレノ瀬戸と呼ばれていますが、そのモタレノ瀬戸に架けられた橋長300mの朱色の戸馳大橋を渡ると戸馳島です。全体的に平坦な島のようですが、きれいに舗装された道路を車で進んでもそこそこ上り坂があります。そして左右に分岐している路を東へ1kmほど行った所に花の学校「みすみフラワーアイランド」があります。「胡蝶蘭の里」というネーミングがされているように蘭の栽培が有名で、毎年4月の終りにはフラワーフェスタが開催されています。もちろん蘭だけではなく四季折々の花々を楽しむこともできます戸馳島を訪れる。

大矢野島の西側に接していて、昭和55年に完成した野釜大橋(295m)で結ばれています。
野釜大橋を渡り終わるとすぐに右折、そして道なりに進んで行くと唐船島や黒島が間近に見える唐船ヶ浜海水浴場が広がります。遠くに雲仙普賢岳、そして有明海には島原の乱の談合島として知られる湯島が望めます。昔から鯛釣りが有名な湯島周辺には、小さな漁船が浮かんでいます野釜島を訪れる。

大矢野島と維和島の間にある島で、大矢野島とは西大維橋(238m)、維和島とは東大維橋(380m)で結ばれています。昭和30年代には数人の住人が居たようですが、昭和43年には無人島になっています。島には隠れ家的な宿が1軒あります野牛島を訪れる。

維和島の周辺、特に西側はクルマエビ養殖の生簀がたくさんあります。明治38年に維和島で天然稚エビの蓄養が開始され、その後はクルマエビ養殖の本場として全国に知られるようになり、東京など大都市にも高級食材として出荷されています維和島を訪れる。

19:30本渡のホテル到達後繁華街を散策して食事を済ませて就寝。
12日7:00レンタカーで出発中田港に向かう。
7:40中田港到達
8:10中田港フェリーで出発
8:40獅子島片側港到達、レンタカーで島巡る。
9:40獅子島片側港フェリーで出発
10:10中田港到達、レンタカーで牛深方面に向かう。
11:05牛深到達

牛深は天草下島の南端にあり、熊本県最大の漁港の町です。そして牛深港の南側を形作っている島が下須島で、天草下島とは通天橋と牛深ハイヤ大橋の二つの橋で結ばれています。通天橋は1971年に開通し、橋長は125.4m、赤いパイプが印象的なアーチ橋です。車がやっとすれ違うことができるくらいの橋ですが、天草下島と陸続きになったことの意義は大きなものがありました。橋のたもとには通天公園があり、牛深港の様子や周辺の島々が一望できます下須島を訪れる。

11:15通詞島に向かう。
12:05通詞島到達

天草下島の北端にある島で、昔は瀬戸の狭い所を手漕ぎの渡し舟が行き来をする長閑な島でした。昭和50年に通詞大橋が開通したことで随分便利になり、車で島を訪れる人も増えましたが、天草灘の美しい景色と長閑さは昔のまま残されています通詞島を訪れる。

樋島に向かう。

天草諸島周辺から、続いては旧龍ヶ岳町区間の椚島で対岸に樋島と坊主島を臨む柳瀬戸です。椚島を通過する。

天草上島の南部にある龍ヶ岳町に属する島です。上島と樋島の間には椚島と坊主島があるため、見る位置によっては陸続きのようにも見えていました。しかし実際には人の移動、物の運搬などは船を頼らざるを得ない離島で、架橋は島民の悲願でもありました。そして昭和47年9月に樋島大橋が開通し、天草上島と陸続きになり、さらには天草五橋を通じて九州本土と繋がった樋島を訪れる。

天草松島は宮城県の松島、長崎県の九十九島と共に日本三大松島として美しい景観を誇っています。昭和41年の天草五橋開通、そしてその後には温泉開発が進み、多島美を一望できる前島には旅館やホテルが立ち並び天草観光の拠点になりました前島を訪れる。

天草五橋の2号橋(大矢野橋)と3号橋(中の橋)の間にあるのが永浦島です。島の周囲は浅瀬が多く、干潟にはハクセンシオマネキが群棲しています。シオマネキというのはカニの種類のことで、片方の鋏だけが大きく、その鋏を揺らす仕草が潮を招いているように見えるためにそういう名が付けられました。しかし、鋏が大きくなるのはオスだけで、その大きな鋏を振るのはメスの気を引く為の求愛行動だそうです。普通のシオマネキは鋏の色が赤いものが多いのですが、この島の浜で見かけるハクセンシオマネキのハクセンとは白扇のことで、大きな鋏が白色をしています永浦島を訪れる。

永浦島の舗装された道路をそのまま進んで橋を渡ると樋合島に到着します。永浦島と樋合島は60mほどの瀬で隔てられていますが、車で移動すると同じ島のような感じがします樋合島を訪れる。

16:05熊本駅に向かう。
18:08熊本駅到達
18:44熊本駅新幹線みずほで出発
21:44新大阪駅到達。

今回の旅行、熊本県の天草に足を運び、点在する多くの離島、橋で本土続きの島が多く、橋を車で通過して数多くの島を巡りました。
唯一フェリーで渡った獅子島、快晴で波も穏やか、気候抜群、気持ちよく船旅を楽しむことができました。

天草は2回目の訪れで、熊本は6回目、過去は飛行機と夜行列車、今回は新幹線、みずほで新大阪から3時間、早いですね、熊本へは飛行機はいらない、新幹線で直ぐです。
天候・気温抜群、波も穏やか、新幹線は快適で早い、絶好のコンディションでの熊本県天草諸島巡り楽しめました。